毎日のように見かけるカラス。
下手したらイヌやネコよりも身近にいるといえる鳥です。
みなさんは、カラスに対してどんなイメージを持っていますか?
カラスすき!
黒くて、ツヤツヤ光っててかっこいい!
カラス?
対策しないとすーぐゴミ漁りに来るからなぁ…
カラスは、好きな人・苦手な人両極端な鳥だと思います。(ちなみにわたしは好きです)
本記事ではカラスのことがかんたんに分かる
『図解 眠れなくなるほど面白い カラスの話』を紹介します。
カラスのことを知らない人はカラスにちょっと詳しくなり、
カラスのことが好きな人はもっと楽しめる内容になっています。
この本を読めば、
カラスが苦手な人も、カラスのことがちょっとだけ好きになれるかもしれません。
『眠れなくなるほど面白い 図解 カラスの話』はこんな本
カラスから多様性を学ぶ
わかると面白いカラスの生態
この本ではカラスの生態について学ぶことができます。
日本で見かけるカラスの種類、カラスの一生など基本的な要素から、
カラスの"遊び方"や、カラスの鳴き声を学ぶ「カラス語講座」のような、
ちょっとマニアックな要素までカバーしています。
読んでみると、カラスの多様な生き方に驚かされます。
そして、我々がカラスに対して抱く印象が、単なるイメージであることに気づかされます。
カラスは巣やヒナに近づきさえしなければ、
むやみに人を襲わないんだって
すんでるおうちや、子どもが危ない目にあいそうって思ったら
そりゃ戦わなきゃって思うよね…
たとえば「カラスは人を襲う」というパブリックなイメージも、
「必ずしもそうではない」「実際襲うとしたらどのタイミングか」とちゃんと説明があります。
先入観からくる思いこみをやめて、基礎知識を知ることで、
「ちょっと好きになる」もしくは「正しく怖がる」ことは、本質を理解する上で大事なことです。
カラスが鳴いたら人が死ぬなんていいますが、考えてみればカラスは毎日鳴いています。
松原始.眠れなくなるほど面白い 図解 カラスの話.日本文芸社.2020,p.98
これはどんな人・モノにも言えること!
バードウォッチングはツバメノートがおすすめ
カラスを見たい人、カラスが好きな人にもこの本はおすすめです。
カラスに会える場所、カラスとの付き合い方、人になつくのに飼育に向かない理由など、
カラスと関わるうえで大事な情報があるので、要チェックです。
かしこいし、黒くてかっこいいから
意外とペット向きなのかなって思ってた…!
一応、売られてるところはあるみたいだね。
だけど売られている場所も少ないし、
そもそも飼育も難しいみたいだよ
巻末には、カラスに興味を持った人のためのバードウォッチングの心得が載っています。
↓バードウォッチングは生き物観察用のノートがあるとさらに楽しめます。
おすすめは品質がいいツバメノートの観察ノートです。日本野鳥の会とコラボしています。
生態がわかればカラス対策もできる
いくら親しみを持っていたとしても、
ゴミを荒らされたらたまったものではないですよね。
何も知らないより、知っていたほうが対策はとれるものです。
この本にはカラスの一日の過ごし方、好物、巣作りに人気の場所、なぜごみを漁るのかなど
身近なところで見られるカラスの生態についても書かれています。
カラス除けは一週間たてばカラスが慣れて効果が薄れるそうです。
それならば、どのような対策が効果的なのかもわかります。
まとめ
本記事のまとめは以下のとおりです。
本記事のまとめ
・『眠れなくなるほど面白い 図解 カラスの話』はカラスについて書かれた一冊
・カラスは、知ることで怖くなくなる!
・カラスとのお付き合いは要注意。野生のカラスを観察するに留めるが吉
・知ることで対策もしやすくなる