出会えてよかった『マインドセット』
「自己啓発書＝怪しい」という思い込みから
今でこそ自己啓発書は読むようになりましたが、
この本に出会った当時は違いました。
自己啓発書は怪しいし、うさんくさい。
もし本に書かれるような成果が出るなら、読んだみんなが幸せなはず。
と、疑いの目で見ていました。
(実際今でも"うさんくさい"本はたくさん売られています)
そんなわたしがなぜ自己啓発書を読み始めたのかというと、
メンタルの限界ぎりぎりだったんです。藁にも縋る思いだったんです。
結局、自分の考えが変わった
珍しくありませんね。
自己啓発書を読む人は大抵、必要に迫られて読む人が大半でしょう。
黄色い帯には大きく「ビル・ゲイツ、絶賛！」の文字。
わたしは単純で、
「実際に成功しているビルゲイツが絶賛するなら手を出してみよう」と、
買うことに決めたのです。
結果、買ってよかった。出会ってよかった。
今では大切な一冊になりました。
この本を読めば、自分を信じたくなる。
いや、「自分を信じないままだったらと思うとぞっとする」
と思うようになります。
マインドセットは信念にすぎない。強いパワーを持つ信念だが、結局のところ心の持ちようであり、それを変える力はあなた自身が握っている。
キャロル・S・ドゥエック.マインドセット 「やればできる！」の研究(訳 今西康子).草思社.2023,p.24
自己啓発書は怪しいと思う人こそ読んでいただきたい。
この本に書かれていることは、物心ついた子どもからお年寄りまで誰でもできます。
『マインドセット』はどんな本？
『マインドセット 「やればできる！」の研究』には、
キャロル・S・ドゥエック先生が人間の心理について
調査・研究したことがまとめられています。
人間の信念について、
サブタイトルの通り「やればできる」という言葉についての研究です。
失敗から学び、成長することを続けていれば、
自分の可能性を信じることで、成長できる。
知能は生まれつきでなく、学習によって伸ばすことができる。
凡人も、血のにじむような努力をして、アメリカ最高のバスケ選手になれる。
生まれつき体に障害があっても、オリンピックでメダルを獲ることができる。
逆に学ばなければ成長できないこと。
才能に固執すれば堕落することについて書かれています。
マイケル・ジョーダン、ベープ・ルースなどスポーツの名プレイヤーは、
才能ではなく、信念に基づいて努力していた。この本はそう言っています。
才能ばかりあると思われていた人でも、元は凡人だった。
自分を信じることで、トップに上り詰めた人だった。
そう思うと、自分の可能性を信じてみたくなりませんか。
逆に、堕落していった有名人についても書かれています。
何を信じるかはあなたしだいですが、失敗例を見せられると
自分も努力・成長する方を選びたくなりませんか。
自分の可能性を信じてみるところから、成長は始まる
自己啓発書は時々、魔法のような言葉でわたしたちに「できる」語りかけますが、
結局は自分の行動次第なんです。
出来るという力を信じれば行動できる。
わたしも、自分の力を信じるために、ブログをはじめました。
