大人になってから、
ついつい現実の内容にそった実用的な内容の本ばかり読んでしまいがちですが
子どもの頃を思い出して、ふたたび冒険小説を読んでみませんか?
今回はジュール・ヴェルヌの「海底二万里」を紹介します。
わたしが読んだバージョンは、新潮文庫版の上下二巻です。
海底二万里はこんな本
新潮文庫の「海底二万里」は完訳
新潮文庫からの海底二万里は、上下に分かれている完訳版です。
挿絵も原作と同じものが入っているので、原作の雰囲気をしっかり味わうことができます。
なるべく原作に近い海底二万里を読みたい人におすすめです。
たとえば魚の種類を羅列するシーンなど、冗長に感じそうな場面もそのまま訳されています。
教授たちと共に乗船している気分で読んでみてください。
ラサちゃん
注釈も、本の最後の方にあるよ!
ただ、長くて字も小さく、とっつきにくさは正直あります。
しかし、圧倒的に冒険の臨場感を味わえること、
原作の良いところを余すところなく残してあるのが完訳版のいいところです。
リンクでは上巻を紹介していますが、続きが気になる方はぜひ下巻も手に取ってみてください。