子どものころの夢、覚えていますか?
99.9%の人は、多かれ少なかれ夢を持っている・あるいは持っていたと思います。
夢を見ることは誰でもできます。
しかし、周りの圧力に屈せず、自分の夢をひたむきに追い求め続けられる人はほんの一握り。
夢を叶えた人は、さらに、ほんの一握り。
だからこそ、夢を見る人は尊いと思うのです。
わたしは、夢を求め続けている人、夢を叶えた人が"夢"について語る話が大好きです。
今回ご紹介する本は「夢」についての本です。
本の紹介 201ヵ国の人語る「夢」の話
201ヵ国写真付き それぞれが語る夢
この本にはさまざまな国の人たちが載っています。この本で初めて知る国の名前もあるかもしれません。
テレビではあまり紹介されない、スポットも当てられにくい国もしっかり掲載。
読んでみると分かりますが、それぞれの人が国特有の課題を抱えています。
この本に登場する人物たちは、問題を積極的に解決させるため、
問題が解決した先に見える「夢」に向かって懸命に生きています。
ラサも、できることからやってみる!
それぞれが語る「夢」を、この本ではSDGsに関連付けています。
それがこの本の最大の特徴です。
僕らの国籍はばらばらだけど、夢に向かう情熱は世界共通。
WORLD DREAM PROJECT.WE HAVE A DREAM 201カ国202人の夢×SDGs.いろは出版.2022,p.498
SDGsについて初めて知った方は国連のホームページを見てください。
SDGsについて考える
SDGsを言葉だけで受け止めたくないあなたに、この本は必要だ
SDGs、正確な時期は分かりませんが、
数年前から世間に知られ、ほんの最近ビジネスでも騒がれるようになったような気がします。
実は、わりと最近の概念です。
この本を読むまでは
「SDGs?環境を綺麗にしようとか、貧困層に支援しようとか、そういうのを並べている"だけ"でしょ?」
と思っていました。正直、ただのスローガンでしかないと思っていたのです。
しかし、この本を読んでから
「SDGsの考えは、みんなそれぞれ願っていることを叶えるための、願いの表れだ」
という認識になりました。
この本は、各SDGsの説明などは載っていません。
ですが、正直な話。
なぜSDGsの考えが大事なのか、わかるだけで充分だと、わたしは思っています。
たいせつなのは気持ちなの
もしも詳しく知りたい方は、
先ほど挙げた公式サイトなどで、どの言葉がどのSDGsに繋がっているか、確認してください。
関連書籍などを調べてもいいと思います。
なお『WE HAVE A DREAM』には、SDGsで調べられる索引があります。
SDGsの知識を深める参考にしてください。
日本人は誰が出ているの?
この本に出てくる日本人「市川太一」
この本の最後を締めくくるのは日本人の「市川太一」さんです。
実は市川さん、この本のディレクターを務めた方で、
市川さんの言葉は「この本に込めた市川さんの思い、自身の社会貢献について」語られています。
p.496に市川さんは登場します。
日本人を代表して、この本に込められた思いを語っています。
おわりに
この本が、あなたがSDGsについて考えるきっかけになったり、
夢に向かって走るきっかけになれば幸いです。
わたしも、なにかできることはないかな?
買い物はエコバッグを使う、
きちっと分別してごみを捨てる、のように
自分が日常で実行できるものでも大丈夫