松下幸之助さんの『道をひらく』で音読のすすめ【本の紹介】

本の紹介
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音読は脳にいい影響を与えます。
簡単にできる脳トレなので、実践してみたいと思う方も多いのではないでしょうか。

しかし、そうはいっても、実際何を読めばいいのか迷いますよね。
古典を読んでも言い回しなどは実生活に活かし辛く、
読める文であっても、文体の質が悪いと損をした気分になります。

ラサちゃん
ラサちゃん

なに読もっかなーって迷って、四,五冊買っちゃうと、
あっという間に5000円超えちゃう!
本って高いのね

テイちゃん
テイちゃん

コスパの面でも、できたら良書がいいよね

そこで、わたしがおすすめしたいのは『道をひらく』という本。
ビジネス書コーナーによく置かれているのを見たことある人も多いのではないでしょうか。

松下幸之助さんは元々、松下電器産業(現・パナソニック)、PHP研究所の創業・創設者です。
この『道をひらく』も主に仕事をする人たち、ビジネスパーソンに向けたものが多いです。

ですが、ビジネスパーソンはもちろん、そうでない人も読んでほしい一冊です。

この記事ではこの本を「音読を習慣にしたいビジネスパーソン向け」に紹介します。
松下幸之助『道をひらく』が音読にぴったりな理由を紹介します。

『道をひらく』はこんな本

この本はこんな人におすすめ
・どのビジネス書から読めばいいかわからない
・将来経営をする予定
・勇気がもらえる本が読みたい

パナソニック・PHP研究所を創った経営者の言葉

本の解説

『道をひらく』の内容は、
PHP研究所の機関紙(雑誌)の裏表紙に書かれた短文を集めたものです。

裏表紙に書かれた節ということで、どの節も短いことが特徴。
だいたい見開き2Pの文量です。

節と節の間に、つながりはほとんどありません。
なので、目次から好きなところ、気になるところを探して読むことができます。

テイちゃん
テイちゃん

それぞれの節は「〇〇するために」というまとまりはあるけど、
これといった順番はないよ。
「〇〇するために」のまとまりを目安に読んでみるのもいいね

後述しますが、まとまりごとに
この「短い」「好きなところから読める」といった本書のメリットは
手軽に音読を始めるにあたって非常にありがたい要素です。

堂々とした迷いのない言葉

松下幸之助さんの言葉は、PHPの創設者としての迷いのない言葉。
リーダーとしての責任に裏打ちされた、堂々とした言葉遣いで書かれています。

繫栄は"なぜ"と問うところから生まれてくるのである。

松下幸之助.道をひらく.株式会社PHP研究所.2020,p.47

東大入学式の祝辞に引用されるほど、多くの人に影響を与えています。
一節一節、ひとつひとつに名言があります。

わたしは仕事に行く前に、数ページ音読して出社します。
仕事に向けて身が引き締まります。

長きにわたって読まれているロングセラーです。

『道をひらく』を音読する理由

見開き1Pずつで自分のペースを作りやすい

これが音読用におすすめできる一番の理由です。

先ほども述べたように、見開き1Pなので、区切りを自分でつけやすいです。
1日1節でも、10節でも、自分で読む量を調整しやすいのです。

しかも、それぞれの節はバラバラの内容なので、
「適当にパラパラめくって当たった節を読む」という読み方だってできます。

わたしは気分屋で、
1日何ページでも読める日もあれば、1ページだってしんどい日もあります。
このように、忙しい日も音読の習慣をつけやすいメリットもあります。

そもそも読みやすい

ラサちゃん
ラサちゃん

松下幸之助さんは昔の人、しかも経営者なのよね?
難しい言葉で書いてそう…

こう思う人もいるかもしれませんが、そうではありません。
大人向けに書かれてはいますが、実際とても読みやすいです。

まず、文字のサイズが大きいことと、行間が広いこと。
行間が狭く文字量も多いと、早く読まないといけない気が湧いてきますが、
文字の量も行間もゆったりしているので、マイペースに読むことができます。

次に、一部の漢字にふりがながついていること。
漢字の読みを調べる手間が減り、読み間違いの確率もさがります。

携帯性・耐久性がいい

PHP研究所から出ている『道をひらく』には、透明なカバーがついています。
紙ではなく、柔らかい素材でできているので丈夫で、本を汚しにくいです。

音読をするときは頻繁に本に触れることも多いと思います。
カバーがついていると長くきれいに使えるので、ありがたいです。

大きさは文庫本サイズで、どこでも読むことができる大きさです。

まとめ

以上、松下幸之助『道をひらく』が音読にぴったりな理由を解説しました。

本記事のまとめ
・『道をひらく』は大人向けだが、文字も大きく読みやすい
・見開き1Pで、自分で音読の計画が立てやすい
・持ち運びしやすく、どこでも音読できる。カバー付きで丈夫

パナソニック・PHP研究所を創った経営者の言葉

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この記事を書いた人

・読んだ本の数→年間ざっと200冊
・ジャンル関係なく読みます
・超人見知り
・本当におすすめしたい本を厳選。
ときどき好きな文の引用もつけて紹介しています
雑記
→https://bookwormforest.com/category/others/zakki/

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